教育
twitter.com今夜6時56分からは「世界が驚いたニッポン!スゴ~イデスネ!!視察団2時間SP」
— テレビ朝日宣伝部 (@tv_asahi_PR) 2016年5月21日
海外のプロが日本の「保育園・幼稚園」を視察!給食、掃除、整列、音楽…日本人にとっては見慣れた光景に視察団がまさかの反応!? #爆笑問題 #ウエンツ瑛士 #綾小路きみまろ #清水富美加 #渡辺美奈代
先月のTV番組の話になってしまうのだが、気になったので一言。
日本の保育園を外国の方が視察していた。
彼女らは、園児たちに掃除をさせていたことについては、納得がいかないカンジだった。
掃除といっても、遊び半分の雑巾がけなので、良いんじゃねと自分は思う。
爆笑問題の太田氏は、前回の小学校編でも小学生が掃除をしているのを、外国の方が驚いていたとコメント。
日本では当たり前なのに、それを驚く海外の方の表情に、私は驚く。
掃除=労働。
子供をタダ働きさせていると思われたか。
もしかしたら、子供に掃除させるより、専門の業者にやらせたほうが効率がいいかもしれない。
学校の掃除って、掃除ができるようにするための目的だけじゃないと思う。
極端なことを言えば、掃除って宗教心のあらわれかもしれない。
表向きは宗教教育してないふりをして、学校は何気に宗教を教えているのである。
日本人の宗教心は、バイブルみたいな聖典じゃなくて、習慣や行動のなかに組み込まれていると思う。
掃除することは、日本人にとって「修行」の意味があると思う。
私から見たら、雑巾がけは仏教の「修行」をイメージしてしまう。
労働即仏行。
また年末の「大掃除」もイメージしてしまう。
もとは歳神様をお迎えするための準備らしい。
といったことを、外国の方に説明したら、子供たちに辛い思いをさせているわけじゃないと、思ってもらえたかもしれない。
まーでも、きれい好きな日本人ってイメージはあるけど、高度成長期の日本は汚かったらしいから、一概にはそうとも言えないだろう。
これが伝統だといって捏造してでも「こうあって欲しい日本」を教えるのが教育なのかもしれない。
といったことを道徳の授業で教えて欲しかったです。